○7月15日(日記)

今日は月がばっちし綺麗だったので
写真に挑戦!・・してみましたが、結果はさっぱり。

明るすぎて、光の玉のようにしかならなかったり、
なんか薄汚れた黄色い円のようにしか写らなかったり。

モードを色々変えてみたのですが、
どうもデジタルカメラというのは機能がたくさんありすぎて
さっぱり分かりません。
これはまともな写真を撮れるまでにだいぶかかりそうな予感がします。

□写真(編集の結果、なぜかできてしまった不吉な月。)
今回は別に、火星の写真を作りたかったわけじゃないんですが。

※追記
調べたらクレーターを撮るにはスポーツモードなどのシャッター速度が速いので撮ればいいという
コメントがありました。まあ、その前に光の玉現象なのですが。もうちょっと調べてみます。
   

赤くした月


○7月11日(日記)

GCOM-W1の愛称募集に応募してきました〜。
っていきなり、なんのことだか、わかりませんね。

今年度(平成23年度)に打ち上げを予定している衛星
GCOM-W1の愛称をJAXAが募集しているんです。
なんでも地球の水に関する様々なことを調べあげる
衛星らしいですね。水、水、水といえば・・・?
JAXAのHPに詳しいことが出ているので、ご覧ください。
ひょっとしたら、種子島の打ち上げに招待されるかも。

打ち上げといえば、種子島のロケットに関する情報。
H-UA19号機の打ち上げ予定日が8月28日13時〜15時と
プレスリリースに載っていました。
もし、その通り行われるのなら、8月28日なら日曜ですし、
見に行ける人は多いかも。

どうしようか、悩ましいところ・・。
いや、今回も見たいですし、
近くの屋久島にも寄りたいのですが、
年に二度も行っていいのか。

お金は?休みは?家族の目は?
うわああああああああああああああ〜〜〜!!(悶絶)



それは置いといて・・。
7月9日に最後のスペースシャトルの打ち上げがありました。
ネットの中継で見ていましたが、
スペースシャトルの打ち上げもかっこいいですね。
アメリカはさすがに行きようがなかったですけど、
もし新型のロケットとか出たら、見に行きたい気はします。
しばらくは有人はソユーズだけになるみたいですけど、
NASAの新型にも期待しています。

そういえばNASAが出したメールで、少々騒ぎが・・。
なんでも1年分の食料の備蓄をしておいてほしいみたいなメール
を出したみたいで、大地震の前触れじゃないか、とか
そういう噂が流れてます。エレニン彗星という彗星の接近が
今年の夏にあるみたいで、それが原因じゃないかと憶測する人も。
自分はその彗星が日本から見れるかどうかだけが、気になるのですが。

エレニンもロケットも見たい・・。

白い蝶


○6月15日(日記)

古本屋で見つけた宇宙を眺める今日このごろ。
1997年のヘール・ボップ彗星の写真とか綺麗ですね。

都会に住んでいると、天体観望会とか無い限りは
なかなか星の見える場所まで出て行くのが大変です。
そうなると、どうしてもお手軽な方向に行ってしまいます。

国立天文台がだしている4次元デジタルビューワー「Mitaka」
を利用して、コンピューターで星の観察をするのも、その一つ。
地上の星空から銀河系の彼方までひとっ飛び。
時間を経過させてぐるぐる惑星を回転させるのが面白いです。
今は「宇宙を体験! Mitaka & Mitaka Plus入門」という本が
出てるみたいなので、それがあると便利だと思います。

で、そうこうしてるうちに、はやぶさの再突入一周年。
有楽町の東京国際フォーラムで記念の展示会「はやぶさi」
がやってるので行ってまいりました。
なんだか閉鎖したJaxaiを思い出させる名前ですね。

中にあったのは、今年の10月公開予定の映画のお知らせや
はやぶさの模型、グッズ、映像、はやぶさチームのコメント、
手でもつことのできるカプセル模型(パラシュート付き)、
あと、リポビタンコーナー。(本当に公式ドリンクですね。)
ちなみにJAXAのつなぎを着て記念撮影をすることもできます。

はやぶさへの寄せ書きコーナーには
たくさんのメッセージが残されてました。
それを見てると本当に帰ってきたんだな、と暖かな気持ちに。

おみやげは、はやぶさが最後の写真を撮るときの想像図の
ポスター。(パズルもありました。)
そういえば地球を写したカメラは横についていたんだな、と
はやぶさの姿勢を見て思い出しました。

あの時、写真一枚とるのもギリギリだったはやぶさ。
姿勢制御が普通にできない、ということがどれだけ大変なことか。

はやぶさの再突入の時の光もそうですが、
再突入前に撮った写真も自分にとっては特別なものです。

それは、はやぶさが最後まで地上からの指令に応えていた証。
写真くらい失敗してくれても良かったはずなのに。
はやぶさは人間の夢に最後まで付き合ってくれた
機械なんだと思います。

帰還一周年おめでとう、はやぶさ。

はやぶさi


6月12日 (日記)

6月。もう1年の半分です。
この時の流れのはやさをどうにかしたい。
こんな調子じゃ、あっという間に老人に
なっちゃいそうで嫌です。
あ〜、年とりたくない。

そういえば、「銀河鉄道999」という漫画がありましたね。
主人公が永遠の命をもつ機械人間になろうとして
メーテルという女性と宇宙を旅する、という話。

内容は詳しくは知りませんけど、線路を走る機関車が
宇宙にそのまま飛び出してしまうという、
すさまじい場面を見たのは覚えています。

他にも日本の宇宙関係の古い漫画は海に浮かぶ船の形
をそのまま宇宙船のモデルにすることが多く、
アメリカのスターウォーズ、スタートレックなど
未来的な形の宇宙船がでてくるものとは、
ずいぶん違って見えます。

これにはひょっとしたら
宇宙旅行のしかたの感覚の違いがあるのかもしれません。
日本型は汽車や船でのんびりと、
アメリカ型は飛行機を超える超ハイテクマシンでびゅんびゅんと。
どっちも楽しそうですが。

自分が生きている間に宇宙旅行ができるとしたら、
地球と宇宙の間をちょっと飛んで帰るという
そんな旅ができるかどうか、だろうな、と思います。
きっと、それだけでも途方もないお金がかかって・・。

宇宙はやっぱり遠いです。ほんと。
でも、タイムスリップのように
全く手が届かないものじゃないから・・タチが悪いですね。

ま、とりあえず行ける所から。
地球ほど見所のある星も、そうはないはず。
宇宙は、近づいてきたときに手をのばせばいいかな。


○写真 カルポ・デル・シエロ(隕石)

隕石


5月18日(日記)

最近見た映画や本やゲームの話。(やや宇宙)


まず、最初に「Hayabusa back to the earth」。
いわずと知れた探査機はやぶさの映画です。

この映画は1時間未満の短いものですし、
ストーリ−も、はやぶさの旅をたどるシンプルなものです。

でも、泣ける。

なんででしょうね・・。
映像がいい、とかナレーションがどう、とか、
あんまり、そういう問題じゃないんですよね。
興味のない人からすると、そもそも
なんでそんな機械の話に涙するの?って感じかもしれません。

ま、泣ける人は泣けるんです。
たとえ3回目でも。

今は映画館とプラネタリウム、どちらでも見れます。


2番目に紹介するのが、新海誠の「秒速5センチメートル」。

自分は最近、この小説を読みました。
全然、宇宙とは関係ない話ですが、
2話目の舞台が種子島です。

なんか人生・・・っていうものを感じてしまいます。
こんな綺麗な恋愛なんてするかー!!!(怒)
というか、主人公モテモテすぎだろーー!!!(さらに怒)

とも思いますが。
(うん、きっと自分の心は汚れきってるんだ・・。はあ〜。)

これも長い話ではないので、読み物慣れてない人でもいけます。
それでもとっつきにくいなら、アニメか漫画でもいいかも。


ラスト!!
psp(プレイステーションポータブル)のゲーム
「planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜」

小説を読むゲームです。
別の言い方をすれば、映像や音楽がつく本
といったところでしょうか。

舞台は世界崩壊後のプラネタリウム。

主人公とロボット娘とのちぐはぐな会話が
面白い面白い。
最初は“無限ループ?!”と爆笑してしまいました。

でも、どうみても、この世界観は暗い、暗すぎる。
ストーリーも、ハッピーエンドになるかどうか。
今、自分もやっている最中なので、なんとも言えませんが。

宮沢賢治の歌として有名な「星めぐりのうた」が
色んなバージョンで収録。
音楽を鑑賞するモードもあるので、
曲を流しているだけでも、リラックスできるかも。


最近はこんなところです。
完全に個人の趣味な気がしますが、ご興味がありましたら、ぜひ。

猫


5月20日(日記)

上野の国立科学博物館にて
夜の天体観望公開に参加しきました。
博物館の屋上に設置された望遠鏡で
様々な星を観察するイベントです。

東京のど真ん中で星なんか見えるのだろうか、と
半信半疑でしたが、肉眼でも意外と見える。
望遠鏡を使うと、あの薄暗い点が本当に光って見えます。

二重星など、色んな星を見ましたが、
特に印象深かったのが、輪っかをもつ惑星、土星。
当たり前といったら、そうなのですが、

動くんです。

(自動追跡をしない)昔ながらの望遠鏡で見ると、
下から上にどんどん動いていきます。
倍率が高いと、あっというまに見ている範囲外に。
ちなみに昔の人は、土星のスケッチをするとき、
あらかじめ視界の下に出てくるよう望遠鏡をセットしてたとか。

地球が動いていて土星も動いていて、
空を見上げる自分も、実は地球とともにたえず回転していて、

そう考えてみると、本当の意味で
“止まっている”ものなど存在しないのかもしれません。

・・なんて、何を考えているんだか。


係りの人も、集まっている人達も、星に熱心な方ばかりで
とても楽しかったです。
定期的にやっているみたいなので、(毎月第1、3金曜?)
けっこう気軽に来れると思います。


次は天体撮影がしたい!

鳥


5月29日(日記)

自分で撮った夕焼けで、木星っぽい写真を作ろうとしたのですが
どうもうまくいきませんでした。

木星の色って落ち着いた黄土色〜乳白色の縞模様なんですね。
夕焼けなら、模様の雰囲気は再現できるんですが、
色が輝きすぎたり赤すぎたりして、調節しても、
とても近い感じにはできませんでした。
探査機の赤外線カメラで撮ったと思えばいいのかもしれませんけど。


写真作りで参考にしたのは、古本屋で見つけた星の写真集です。
だいたい15年前の本ですけど、
ハッブル宇宙望遠鏡で撮られた写真がすでに載っています。
ハッブルさんは1990年生まれですから、
過酷な宇宙環境の中で、もう20年稼動していることになります。

他にもアポロとかボイジャーとか、
自分にとっては紫式部や清少納言の時代のものがありますが、
接近して撮った写真はどれも迫力がありますね。


最近の本やDVDなら、月周衛星「かぐや」の撮った映像なども
良かったです。ネット上でも、さまざまな画像が載ってますし、

星空を撮った写真を公開しているサイトもありました。
美しい写真ばかりでしたが、こんな風に撮るには
技術も機材もいりますし、なかなか初心者の自分には
難しそうです。とりあえず安価な組み立て式の天体望遠鏡
とデジカメで、月の写真がどこまで撮れるか、試してみたい
のですが・・・、ここの所、ずっと曇りや雨。
これから梅雨まっさかりですし、どうなることやら。


木星?


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